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最近、映画「先生の白い嘘」をめぐって「インティマシー・コーディネーター(英:Intimacy Coordinator)」という職業が話題になっています。
- インティマシー・コーディネーターの役割と重要性
- 「先生の白い嘘」で起きた問題の詳細
- この職業が注目される背景
- 日本での認知度と課題
- インティマシー・コーディネーターに関するQ&A
「先生の白い噓」で物議!インティマシー・コーディネーターって何をする人?その重要性と日本での課題
◤予告&主題歌も解禁◢
心の闇を吐露する台詞、
歪んだ人間関係、
交錯する登場人物たちの思い、
物語は思わぬ方向へ狂い始めるさらに、主題歌は #yama が本作のために
作詞を手掛けた「#独白」に!▼全キャストコメントはこちらhttps://t.co/unxjX3aEvO#先生の白い噓 7.5(金)公開🎞 pic.twitter.com/KHV5jTC2go
— 映画『先生の白い嘘』公式(7.5公開) (@shirouso_movie) March 12, 2024
インティマシー・コーディネーターとは?
主に性的な描写や親密なシーンを含む場面で、俳優と監督の間に立ち、双方の意見を調整する役割を担います。(言いにくい事を代弁して貰える調整役みたいな?)
具体的には以下のような仕事をします。
- 性的な演出の詳細を監督から聞き取る
- 俳優に内容を伝え、可能な範囲を確認する
- 監督と俳優の意見を調整し、合意を形成する
- 撮影現場で立ち会い、安全を確保する
この職業は、俳優の身体的・精神的な安全を守りつつ、作品の質を高めることを目的としています。
自分がやる役は濡れ場が結構多くて割と疲労感が多く、適当な前貼りを用意されたり、相手の俳優やスタッフに伝えづらいことが多かったりしてストレスがありましたが、インティマシー・コーディネーターがいることでこんなにもそのストレスをフリーに芝居に集中できるのかと感動してしまいました。 https://t.co/LCrfwXHpNo
— 柳英里紗🍉🍉期間限定 (@_1____1__) February 18, 2024
なぜ「先生の白い嘘」がSNSで物議を醸したのか?
2024年7月公開の映画「先生の白い嘘」で、インティマシー・コーディネーターをめぐる問題が浮上しました。
監督のインタビューでコーディネーター拒否の事実が明らかになり、大きな批判を浴びのが炎上の真相でした。
「インティマシー・コーディネーター」を入れなくても、目を見ればわかる、上手くやれる…思い込みが怖過ぎる
あ〜〜〜こう言う思い込み強い輩が「同意していた」と言うのか…
『映画「先生の白い噓」監督らが謝罪 インタビューの発言巡り批判』https://t.co/dXrtoC5hAG
— える考 (@7c3zPb5dSDp3yVR) July 5, 2024
奈緒さんって、「あなたがしてくれなくても」「傲慢と善良」のような、他人軸で少し依存的な女性役がとても上手。あらすじ読む限り「先生の白い噓」もそういう役柄。でも、俳優としてもそんな風に扱われていたらと思うと、とても悔しい。インティマシーコーディネーターが必要になった理由のような監督
— なこは (@aideippaidakedo) July 4, 2024
「先生の白い嘘」の原作本
原作本はこれですね
「先生の白い嘘」は、高校教師の原美鈴が主人公のヒューマンドラマです。
【あらすじ】
彼女は女性であることの不平等さから目を背け、親友の婚約者である早藤と秘密の関係を持ちます。物語は彼女の生徒・新妻祐希との関わりを通じて展開し、歪んだ愛憎と狂気の世界へと進む。
テーマは性の格差や性被害に焦点を当てており、登場人物たちの複雑な感情が描かれている作品なので映像が難しいと、噂されていました。
インティマシー・コーディネーターの重要性を説く
今、この職業が注目される背景には、理由がありました。
- ハラスメント防止
- 俳優の心理的安全性の確保
- 作品の質の向上
特に海外では、#MeToo運動以降、映画業界でのハラスメント防止への意識が高まっており、インティマシー・コーディネーターの需要もどんどん増しているのだとか
日本での認知度と課題
日本では、2017年頃からインティマシー・コーディネーターの導入が始まりましたが、まだ認知度は低いのが現状です。
一方で、ドラマ「不適切にもほどがある」では、インティマシー・コーディネーターの描写に違和感があるとの指摘もありました。これは、この職業に対する理解が十分に浸透していないことを示しています。
Q&A
【まとめ】映画「先生の白い噓」で物議!話題のインティマシー・コーディネーターって何をする人?
インティマシー・コーディネーターは、映画やドラマの撮影現場で俳優の安全を守りながら、作品の質を高める大事な役割を持っています。
これからは、知名度と共に、この仕事がもっと理解され、多くの現場で活躍することで、安全で質の高い作品が増えることが期待されます。
- 性的描写や親密なシーンの調整が主な仕事
- 俳優の身体的・精神的安全を守る
- ハラスメント防止に貢献
- #MeToo運動以降、需要が増加
- 日本では2017年頃から導入開始
- 公的な資格制度はまだない
- プロジェクトごとの契約が一般的
- 海外では専門的なトレーニングプログラムあり
- 認知度向上が今後の課題
- 適切な起用で作品の質向上が期待される
ちか@大人の情報ブログ
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